地球の教室とは?

 「地球の教室」は、学生が主体となり運営されている、地球惑星科学の勉強会です。

 これまで日本の地球惑星科学コミュニティにおいて、専門分野に関係なく学部学生から大学院生、さらに社会人までが自由に参加できる勉強会は存在しませんでした。しかし、専門分野の壁を超えた学術交流と人的ネットワークを構築することは、複雑系の地球惑星科学を学ぶ上で大切なことです。

 2014年より、我々は分野の壁を超えた若手中心の勉強会として「海洋と地球の学校」を発足させ、地球惑星科学に関連した知識を総合的に学び、様々な研究アプローチや多様な考え方を直接知る場を提供してきました。2016年度より「地球の教室」と名前をかえ、学生主体の勉強会として運営しています。


地球の教室 3つの特徴

多様な人の集まり 「コミュニケーション」

 地球の教室には、学年や専門を問わず、学生も社会人もどなたでも参加できます。様々な経験・バックグラウンドを持つ人々が集まり、自らの視点から地球科学について多角的な議論を交わす場を目指しています。

 様々な人と議論を交わし多様な視点に触れることで、地球科学をより一層深く理解できると考えています。

 



分野横断型の講義 「エデュケーション」

 地球の教室では、地球科学に限らず色々な分野の講義を通じて、様々な学問分野の視点から総合的に地球科学をとらえる力を養うことを目的としています。複雑系である自然現象をとらえ理解・議論し、延いては今日の地球科学を見直していくためには、幅広い分野の理解が不可欠だと考えています。


自然に触れる 「エクスカーション」

 講義に加えて、巡検や実習を通じて理解を深めます。机上の議論だけではなく、現在起こっている、あるいは過去に起こった自然現象をその目で見て議論します。

 自らの体で自然現象のプロセスやそのスケールを感じ、現場で議論していくこともまた重要だと考えています。講義とは一味違った魅力がここにはあります。


※写真は昨年度開催「海洋と地球の学校2016」のものです

 私たちは、あくまでも「場を提供」するだけです。その場で何を感じ、どんなふうに地球科学をとらえるかはあなた次第です。たくさんの人が集まり、広い視点から議論をしていくなかで、各々の見方が変わり、延いてはこれからの地球科学に関わる研究の新たな糸口が見つかることを私たちは願っています。

 地球の教室に参加し、人や自然に触れることで、そういったことに繋がるものが必ず何か得られるはずです。あなたが見たこともない観点・世界がここにはあります。