地球の教室2023 開催事後報告


3/18・3/19 講義とディスカッション@東北大学青葉山キャンパス

 東北大学・筑波大学・東京大学から5名の講師をお招きし、「都市の発展」をテーマとした5つの講義(自然地理学・都市地理学・都市気候学・都市防災学・健康地理学)が実施されました。各講義では、参加者の皆様から積極的に質問が飛び交う様子が見られました。

 また、講義の内容を踏まえ、都市計画に関するディスカッションを実施しました。等高線のみが描かれた情報量の少ない白地図上でどのように都市を作っていくかを、地形的側面・防災的側面・健康地理的側面から考えていきました。難しい内容でしたが、各班とも意見を活発に出し合い、講義で学んだことをアウトプットできていたようです。

 2日間の講義とディスカッションを通して、様々な角度から地理学について学びを深めることができたのではないかと思います。

 

◆第1講:仙台の段丘地形と都市の発達ー江戸・東京との比較からー

     高橋尚志(東北大学災害科学国際研究所 助教)

 

◆第2講:都市はどういう理由で「伸び縮み」してきたのかを考える〜仙台などを題材に〜

     関根良平(東北大学大学院環境科学研究科 助教)

 

◆ディスカッション1:都市計画

 

◆第3講:都市気候に関する最新の知見 ー研究最前線と6つの誤解ー

     日下博幸(筑波大学計算科学研究センター 教授)

 

◆第4講:ジェントリフィケーション ー高級化する都市の災害リスク

     小田隆史(東京大学大学院総合文化研究科 准教授)

 

◆ディスカッション2:都市防災

 

◆第5講:COVID-19と健康な都市の地理学

     中谷友樹(東北大学大学院環境科学研究科 教授)

 

◆ディスカッション3:健康地理

 

3/20 巡検@仙台市内

案内:中谷友樹(東北大学大学院環境科学研究科 教授)

   関根良平(東北大学大学院環境科学研究科 助教)

   髙橋尚志(東北大学災害科学国際研究所 助教)

 

 城下町の名残が残る仙台市内を実際に歩くことで、Walkability(歩いて暮らせる度合い)という概念から都市空間を評価する視点を学ぶ巡検を実施しました。歴史的背景やWalkabilityを意識してみると、普段街中を歩くときとはまた違った角度で都市を見ることができ、非常に面白く感じました。講義内容とも非常にリンクしており、今回のテーマ「都市の発展」を考える上で非常に有意義な巡検となりました。


News & Topics

2023/3/23 地球の教室2023 開催事後報告

2023/3/16 地球の教室2023 日程を更新しました。

2023/3/16 地球の教室2023 参加者の募集を終了いたしました。

2023/3/3   地球の教室2023 日程講義・巡検内容を更新しました。

2023/2/24 地球の教室2023 ご支援・ご協賛を更新しました。

2023/2/16 地球の教室2023 日程講義・巡検内容を更新しました。

2023/2/14 地球の教室2023 参加者募集開始!

2023/2/11   地球の教室2023 日程ご支援・ご協賛を更新しました。

2023/2/2   地球の教室2023 講義・巡検内容を更新しました。

2023/1/20 地球の教室2023 開催決定!

2020/2/29 地球の教室2020の開催を中止いたしました。